人気ブログランキング | 話題のタグを見る

モスクワの雨 ロナウドの涙

ヨーロッパチャンピオンズリーグ決勝の地は
モスクワだった。

同じイングランドプレミアリーグの雄
マンチェスターユナイテッド対チェルシー。
どちらも引けをとらない強いチーム。

先に今シーズン好調のC・ロナウドが
鮮やかなヘディングシュートでゴールを決めた。

これで火がついたチェルシーだったが
やはりボールポゼッションは圧倒的に
マンUが勝っていた。

しかし前半ロスタイムにシュートの跳ね返りを
ランパードが落ち着いて押し込み同点。

どちらに栄冠が輝くかは後半へと。

後半は断然チェルシーがボールを支配していた。
モスクワは雨になった。
ピッチは人工芝から天然に張り替えて間もない。
スリッピー。
これが後々勝負の起点となる。

どちらもチャンスはありながら無得点。
後半を終えた。

決勝は延長戦へ。
それでも決着はつかず、PK戦へと突入した。

マンU先攻。チェルシーが後に蹴る。
3人目のエースともいえるC・ロナウドがキーパー、ツェフにとめられる。
大事なところでロナウドはPKをはずすことがある。
ロナウドは責任を感じグラウンドの突っ伏した。
泣いていた。

最後のキッカーがチェルシーは
チームの中心テリー。
プレッシャーがいやでもかかる。
そしてはずしてしまう。
スリッピーなグラウンドに足をとられたのだ。

そしてアネルカがとめられ
6-5でマンチェスターユナイテッド9年ぶりの優勝。
モスクワの雨 ロナウドの涙_e0083922_7413469.jpg

ロナウドの涙は歓喜の涙に変わった。

両チーム死闘を尽くした好ゲーム。
欲をいえば雨さえなかったら
結果は変わっていたかもしれない。

しかしモスクワの地で歓喜のビッグイヤーは
マンチェスターUに渡ったのである。

いいゲームだった♪


by dopi19 | 2008-05-22 07:40 | スポーツ