2006年 07月 02日
フィーゴの笑顔 テリーの涙
90分両チームは力を尽くして戦った。
それもイングランドはルーニーをレッドカードで
失い10人と1人少ない状況で戦っていた。
ポルトガルはベストメンバーは組めなかったが
やはり選手の層は厚い感じがした。
イングランドはけがでFWオーウェンを欠き
ベッカムも本調子でなくベンチへ下げた。
それでもランパードやハーグリーブスが懸命に走っていた。
お互いカウンターの応酬とシュートまでいくものの
決定力にかけている面がありスコアレスだった。
そして延長戦。
120分フルに両チームは限界まで走った。
もう実力の差はなかった。
でもあえて言えば10人で守りきった
イングランドはよくやったと思う。
そしてPK戦。
ランパード、ジェラード、キャラガーがはずし
イングランドが破れた。
試合後喜びを爆発させるポルトガルに対し、
力を尽くしてももう一歩及ばなかったというより
つきがなかったイングランドは悲哀に満ちていた。
私は画面を見て
久しぶりにフィーゴの笑顔を見た。
あの渋いフィーゴが相好を崩していた。
選手とフェリペ監督が抱き合っていた。
そしてあの強気で意志が固そうな
テリーが涙を浮かべていた。
ファーディナンドが号泣していた。
私はこんなにワールドカップをよく見たことはなかった。
今回のこの試合は生涯忘れられないまさに死闘だった。
本当に両チームの選手に心から拍手を送りたい。
by dopi19
| 2006-07-02 03:34
| ワールドカップ