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三島由紀夫「春の雪」

初めて三島由紀夫さんを読みました。
もちろんきっかけは映画化されたことです。また、「僕らの音楽」で行定監督と宇多田さんが対談していて宇多田さんが読んだということがさらに拍車をかけました。

読んでいくと三島さんの美しい描写が心に突き刺さります。また、この物語が明治末期に設定されていることも手伝って、生活とか考え方とかこの物語のメインである恋愛という観念が今とはかけ離れていてそこが逆に興味を増してくれます。
映画は美男美女が出演されています。ただ、それには根拠がありこの物語に出てくる男女も美男美女なのです。だからあえて、キャストもそう決めたのでしょう。
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私は映画は観ていませんのでどういう風にこの小説が描かれてきるのかはわかりませんが切なく苦しく、はかない恋とそのいきさつを描こうとしたのはすごいと思います。

この小説はかなわぬ恋愛が切々と描かれています。男性の心が(清顕といいます)とてもうまく書かれていると思います。私はこの男性の心に共感できたのでわかりにくい文章でしたがわりと早く読めたのだと思います。
4部作とは知っていますが、1部で終わりになりそうで複雑です。
ほかにも読みたいものがあるので・・・
それにしても三島さんの文は魅力的です。
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私は最近あえて日本文学を読むようにしているのですが難解で読み進めるのが大変です。でもそれだけ魅力はあります。
最近の文庫は厚いのですがそれは活字が昔より随分大きくなっているからです。
老眼になりかけている私には嬉しい配慮です(笑)。

若い人にも純文学は読んで欲しいなあと思います。

by dopi19 | 2006-01-11 06:36 | ブックス | Trackback | Comments(6)
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Commented by megumin921 at 2006-01-11 21:44
三島文学・・・  よ~~く・・読み返してみます・・改めて・・・   本・・読まなきゃ~~~・・・  時間つくろう~~  です・・・♪・・・  映画も・・いいです・・ね~~・・
Commented by paji11 at 2006-01-11 22:10
そういえば細菌小説読んでません(>_<)
悪知恵がたまる本ばかり呼んでますww
Commented by xenical2000 at 2006-01-11 22:40
以前「ゴッドファーザー」のフランシス・コッポラ監督も映画化したいと
コメントしていましたね。映画に使われた鎌倉文学館。高校時代の
遊び場でした。三島由紀夫原作の“豊饒の海シリーズ”の第一作
「春の雪」 映画はまだ観ていませんが、私はきっとセカチュー
みたいに感動してしまうのでしょうね!
Commented by dopi19 at 2006-01-12 04:44
megumin921さんコメントありがとうございます。
心から感謝します。
私は移動の電車で読めるのでなんとかなるんです。
普段うちにいるときは寝ているか、テレビ見ているかです。
本は家ではなかなか読めません。
それより映画にいかれたらどうですか。
普段お忙しいようですから。たまにはどうですか。
Commented by dopi19 at 2006-01-12 04:48
paji11さんコメントありがとうございます。
私も意識して小説読んでいますがなかなか進まないし、難しいし、嫌になりますよ(笑)。
でも読み終えるとなんともいえない満足感があります。
でも本当は新書で興味あるものを読みたいんです。読みやすいですからね。
Commented by dopi19 at 2006-01-12 04:55
xenical2000さんコメントありがとうございます。
心から感謝します。
なるほどコッポラ監督が映画化をですか。それだけ題材に魅力があるんですね。
呼んでいくと独特の世界観があります。
時代が違うことがあり、現在とは違う価値観のようなものがありそれがはかない恋愛関係とあいまって美しい描写になっています。
映画見てみたいですね。


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