最悪ではないが最低の結果といっていいかもしれない。
それだけ点を取れない攻撃に腹立たしかった。
なぜサイドをうまく突かないのか。
終盤足が動かない相手になぜドリブルで仕掛けないのか。
3枚目のカードは切れなかったのか。
そんな思いだった。
攻撃のリズムは悪くないし、守備もGK川島中心に
よく守っていた。
しかしフットボールは点を取らない限り勝てない。
ギリシャは退場者を出した。
それが逆に攻めあぐねたと選手は語るが
それでもフィールドプレイヤーは10人対9人である。
要は引き分け狙いのギリシャにしてやられたのである。
大きな選手が多い。
だからクロスを上げても高さで返され
低く流しても長い足が出る。
緊張して見ていたが
いいところはありながらも得点できない
そんなもどかしさを選手自身もサポーターも
多くの日本人が思っていたはずだ。

それにしても厳しくなった。
自力で勝ち、他力でコートジボワールが負けか引き分け以外に
ベスト16には進めない。
選手をせめても仕方ない。一生懸命やっている。
ただギリギリのところで強いメンタリティが欠けている感はある。
第3戦はいいところを出し切って
ぜひ得点してほしい。
しかしコロンビアもそう簡単には負けないと思う。
世界の壁を感じない訳にはいかない。