日本のフットボールはなにをしたかったのか。
目指すフットボールはなんだったのか。
残念ながらこの試合では全く答えは見つからなかった。
守備をきっちりして、素早い攻撃をするのか。
あるいは当初の攻撃的フットボールで相手を圧倒するのか。
その辺の意思統一がなかったのではないか。
相手を怖がり、先発に守備重視で、きたことは仕方ない。
しかし先制してなにか相手をやる気にさせてしまったのではないか。
1stハーフの終わり近くはコートジボワールはイライラしていた。
自分たちの攻撃がうまくいかないからだ。

2ndハーフにドログバを投入したところから
コートジボワールが変わった。
ドログバの突破で明らかに日本が動揺した。
ならばなぜ2点目を取っておかなかったのか。
いや取れなかったのかもしれない。
コートジボワールは右サイドで2度得点した。
日本が弱いサイドというわけではない。
油断とはいえ2度同じサイドで同じ攻撃パターンをさせ
得点に結びついたとは、お粗末としか言いようがない。
初戦を落として、決勝トーナメントに進んだチームは数少ないという。
果たして日本は立ち直れるのか。
かなりシビアになった。あと2試合必死で攻めるしかない。
奇跡は起こるものではない。起こすものである。
自分たちの力を信じて、進めニッポン!